Book Meter

読書の記録。読みっぱなしは勿体無い。

フランス人は10着しか服をもたない

この本、話題に上ってから数年が経過していると思うが、今更ながら興味を持ってしまった。上流階級までとはいかないものの、そこそこお金と時間に余裕のある家庭のマダムが好きそうな本だ。日々の暮らしをいかに美しく、素敵なものにするか。パリに留学したカリフォルニアガールから見たパリのマダムの生活をベースに、よりシックな生活を送るためのエッセンスが詰め込まれている。

私はシックなマダムではないが、心惹かれるものがあった。っていうか共感できるところがある。女子から大人な女になりたいと考えている身にとっては、非常に学ぶことの多い本だった。

たとえば、服。25歳になり、社会人として働いてる女になれば、女子大生のころに購入した、よれよれのプチプラの服なんて着れない。でも捨てるのはもったいない。だって家で一人でリラックスしている時に着ればいいじゃない。ユニクロで買ったもけもけのぱんつなんて外では着れないけど家の中ではいいでしょ?誰の目もないんだし。

でもそれが女としての品格を下げているんだと気づいたよ。常にきちんとしていないといけないなんてことではない。自分が本当に望んでいるものにたいして素直に手を伸ばせばいいだけ。めんどくさいなんて言う言い訳しないで。本当はめんどくさいなんて思ってない。心から望んでいるものがあるでしょう。

 

というわけで実践してみるかな~。ワードローブ10着はまだ踏ん切りがつかないから、とりあえずいまのぼろぼろのパジャマ(ただのTシャツだけど)を捨てて、素敵なナイトウェアを買おーっと。